2015年2月7日土曜日

Forward to 1985 energy life 


少し唐突ですが、若いころ店舗設計のデザイン事務所スタッフでした。
店舗デザインの仕事は、デザインの先端を走るスピード感でわくわくする日々、とても充実していましたが、ふと、ある時、造っては壊し造っては壊しのサイクルに、自分の気持ちがついていかなくなっていることに気が付きました。
もう、壊しちゃうのか・・・・
長い時間、人に大切にされるものを造りたいと、住宅設計をするように。今は、できるだけ長く住み続けることができる、何代も住み続けることを描きながら家づくりをしています。

長く住み続けるために、ランニングコスト・消費するエネルギー量を考えることも大切なポイントになります。
とても快適に住めても、多額のランニングコスト・多量の消費するエネルギー量が必要な家は、負担になります。
機械や必要以上のエネルギーに頼らないパッシブハウスは、理想だと思いました。

Forward to 1985 energy life 

 そんな折、野池さんの1985運動を知りました。
家庭のエネルギー消費量と電力消費量を半分に減らそうという運動です。
1985の家庭のエネルギー消費量と電力消費量は、現在のおおよそ半分だったそうです。
たった30年前のことです、ちょっと驚きました。
・家庭で使う消費エネルギーを理解すること。
・住宅の断熱性能を考えること。
・太陽や風の力、植栽等の利用をうまく取り入れること。

本当のエコ住宅とはなんだろう?の疑問にとても解り易くアドバイスしてくれています。

基本は、パッシブ工法+太陽や風の恩恵を取り入れる設計。
太陽光発電や太陽熱利用、雨水利用などはプラスアルファであること。


野池政宏さんの「本当にすごいエコ住宅をつくる方法」は、とても解り易く住宅とエネルギーについて解説してあります。
http://to1985.net/


家づくりを考えている人にお勧めです、消費エネルギーをできるだけ使わないで快適に生活したいと思っているけど、具体的にはわからないんだよねという方に。


2015年2月1日日曜日

棲み心地


先日、尾張旭市のPAC工法で建てられた築10年になる家を訪問してきました。
訪問すると毎回居心地がよくついつい長居してしまいます。

今回も、Kさん(入居者)が日々のいろいろな話をしてくれ、楽しい時間を過ごしました。
昨年は、庭の木にハトが巣ををつくり、雛が巣立つまで毎日様子を見ていたとか、
盛り上がったのが、息子さんのお話でした。
「息子が、「おれ、この家もらいたい。」と言いだして、棲み心地がよくて家から出ていきたくないみたいなんですよ。」
「そういえば、「瀬戸の家」の娘さんも家を建てたら棲み心地が良くなって、一人暮らしする予定が、出ていかなくなったと言っていましたね。」
「子供が出ていかない家かぁ。」
「「子供が勉強ができるようになる家」とかあるけど、「子供が出ていかない家」って、キャッチコピーにしたら、気になるよね、面白いね。」と、大笑いしました。
 
親としたら、大決心をして家を建て、そこで育った子供がこの家がほしいと言ってきたら、
何よりよかったな、この家にしてよかったなと思いながら、ガッツポーズですよね。

2013年初夏のレポートです。

尾張旭の家 

愛知県尾張旭市 入居2004/4
家族4人 延べ床面積 35

入居9年になる尾張旭市の入居住宅を訪問してきました。

   6月末日でしたが、夏を感じさせるような強い日差しで暑い日でした。
       幹線道路から閑静な住宅街に入ると片流れの大屋根の家が見え
   庭の緑が家を一層引き立てている佇まいのよい家でした。
                      
玄関から引き戸を開けて、くつろぎの間、庭の緑と吹き抜けの大空間。太い梁組、とてものびやかな開放感に思わず天井を見上げてしまいました。十字に組んだ梁組は「渡り顎(わたりあご)」。梁の力強さをさらに感じさせています。
使われている梁や床材、窓枠や造作、手すりなど木部は、国産のスギや桧。新築当時は、ほんのり桃色だったことでしょう、9年経ち飴色に焼けて馴染み、落ち着いた色合いに。
自然素材の良さは、時間が経つことで風合いが良くなっていくこと、馴染んで味わい深くなっていくことだと思います。


 間取りは、くつろぎの間を中心に広がり、各部屋はすべて引き戸、普段は建具を開けてワンルーム感覚。
1階に玄関・家族玄関・キッチン・くつろぎの間・寝室・洗面浴室・トイレ・階段下収納があり、老後は1階のみで生活が出来る間取り。
くつろぎの間から階段を上ると、2階は、納戸・予備の間・子供部屋、そしてバルコニー。
2階の廊下から大きな吹き抜けのあるくつろぎの間を見るのは、とても楽しい眺めでした。また、各階にまとまった収納スペース(納戸)があり、すっきり片付いた家を保てるポイントだと思います。
Kさんのお気に入りは、くつろぎの間にある階段に座りながら「庭の木々が風にゆれる様子を眺めること。」と教えてくれました。



Kさんの夏と冬

主な冷暖房機・・・クーラー1台 シーリングファン1台 扇風機
           オイルヒーター1台。


「夏は、窓を開けて風通しを良くしているので、クーラーを一日中つけることはないです、クーラーは、猛暑の時、我慢できない時に使う程度。風呂上がりなどにクーラーにあたって涼んだりすることはあります。
冬は、オイルヒーターを使いますが、立ち上がりまでクーラーを補助的に使用。温かい空気が吹き抜けに上がってしまうので、シーリングファンで下に温かい空気を下すようにしています。」
シンプルですが、快適に暮らしているとのことでした。
        
もともと、必要以上の快適さを求めず、無理せず自然と寄り添って生活する、できるだけ無駄なものはいらないというスタンスで生活されてきたKさん。家づくりで衛生設備を選ぶ際も、必要以上の機能がついているものが多く、はたして本当に必要なのだろうかと考え、シンプルなものを選ばれたそうです。





震災以降住宅の省エネや創エネに多くの人が関心を持つようになり、太陽光発電をはじめ、創エネの先行投資として高額な設備を取り入れることも増えてきましたが、KさんのパッシブなPACの家を上手に住みこなしながら、出来るだけ無駄なものはいらないという生活は、私たちが上手にエネルギー問題と向き合っていくベースになるように感じました。
(外気温29℃ 室内温度25℃ 湿度49%)

  
   家を持つということは、
「この家が納得した生活を支えてくれています。安定した土台がしっかりとでき、ぶれない生活がおくれています。親として、ここで子供達が育つことは感慨深いものだなと感じています。」とゆっくり話してくれました。
最後に、Kさんが嬉しそうに

「今でも、時々、家に黄色の明かりがともると、家の周りをまわって我が家を見るの、いいなぁって。」
この家はとても大切にされて幸せな家だなぁと感じながら嬉しく訪問を終えました。


 KIDSBABY・・子供の勉強スペースについて・・

    入居から9年が経ち、お子さんたちは
         中学3年生と1年生、梁にアック練習用に
    下げたバレーボールが低く感じるようになる
    ほど長しました。  
    実は、最近、机とベットを購入しました。、
    新築当初から2階には子供部屋がありましたが、
    小学校入学時に学習机は購入しませんでした。
  
Kさんより
「学校から帰ってきて、ランドセルを2階まで持って行き、勉強するより、くつろぎの間にあるカウンターデスクで、二人並んで勉強しているほうが自然でした。今でも翌日の時間割はここでしていますよ。」
カウンター右側がお兄さん、左側が弟さんの専用スペース。
2013.06















2013年6月12日水曜日

嵐の夜に

 長くお休みしていましたブログをまたはじめます。
 この2年の間に、設計担当した大阪・池田の家、名古屋の家が完成しました。お施主さんの家作りへの思いを、たくさんの職人さん達と一緒に形にした家は、木のやさしさが感じられる暮らしやすい家になりました。
   そして、今春、池田の家は、入居一年になりました。お電話したところ、「元気に快適に暮らしています、PACの効果出ていると思います!あと、木をたくさん使った家は贅沢だなと思いながら暮らしています。家に遊びに来た友達にもほめられてますよ!」とうれしい報告をいただきました。来月アフター兼ねてサポート協力工務店さんとお邪魔することになっています、どんな暮らしをされているのかまた報告させてください、私もとても楽しみにしています。

 家づくりのお手伝いをしながら育児に奮闘していた時、子供の椅子を送ってくれたノックオンウッドの戸山さんが「子供と過ごした嵐のような日々が、今思えば一番いい時間だったなと思うよ。(笑)」とアドバイスくれた言葉をよく思い出していました。
 息子もこの春に小学生になり、ランドセルをしょって学校に通っています。朝、後姿を見送ると、大きなランドセルから頭と手足しか見えないような感じで、細い足をフル回転させながらせっせと歩いていきます。毎日、笑ったり、泣いたり、時々ちょっと考えてみたりしながら、目の前の面白いことを見つけてきては一心に遊んでいます。本当に今を生きてるという感じです、そんな様子を見ていると、大人になって一歩踏み出す勇気を絞り出している自分も、もっと気軽にチャレンジしてみていいんじゃないかなと教えられたりします。

 毎日、小さな人と暮らしながら、もうすこし嵐のような日々が続いてほしいなとも思います。
 



我が家の小さな庭
 
 


2010年6月2日水曜日

幼稚園かばん


毎日、幼稚園から帰ってくると通園かばんの中からいろいろなものが出てきます。
大きさや色の違ういろいろな葉っぱであったり、どんぐり、石、小枝、蟻、ダンゴ虫、
カタツムリ、お花などなど。
かばんの半分ぐらいが葉っぱで一杯のときもありました。
幼稚園の庭で木や草花から葉っぱやお花を採ったり、小さな虫を捕まえているのです。
捕まえてきた虫を私に見せてくれ、どうやって捕まえたのか一生懸命話してくれたり、
昆虫図鑑で比べてみたり探したりするのが楽しみのようです。
でもダンゴ虫や蟻などは死んでしまうことも多くて、やはり虫達に申し訳ないような
気持ちもありました、そんな時、園では尊い命をもらいながら遊ばせてもらうこととして子供達を見守っていると先生がお話してくださいました。
そして、
「初めての集団生活が始まったり、年中・年長さんは新しいクラスになったりして、
教室の密度に疲れた子供達が、園庭で木や花や小さな虫達と触れ合うことで
気持ちを落ち着かせているようですよ。」
と、お話してくれました。
子供達をのびのび温かく見守っていただいている先生方にも感謝しながら、
木や花や小さな虫達にも感謝しました。

子供が捕まえてきたカタツムリは我が家の小さな庭に住み込んでいるようで、
雨が降ると何処からともなく出てきます。
先生のお話を聞いてから、
カタツムリに「今日も幼稚園がんばれよ」と言われているような気持ちがします。

2010年6月1日火曜日

一緒に一歩


4月から幼稚園が始まって、2ヶ月経ちました。私の心配をよそに、息子は幼稚園生活を笑ったり照れたり泣いたり悔しがったりしながら、自分なりに折り合いを付け楽しんでいるようです。
入園2日目の帰り道、「ママ、今日ね、お友達とお茶会したの、たのしかった!!」と言って笑ったその顔を見て、どんなにホっとしたことか、忘れられない瞬間でした。それから、あっという間の2ヶ月でしたが、家庭訪問や遠足、ありがとうの日(大切な人と登園する日)、どろんこ遊びの日など楽しいイベントもあり、私も参加しながら幼稚園に少しずつ慣れていくように思います。

昨年秋に3年の育児休暇も終わりました。初めての育児に3年という月日は本当にあっという間のことでしたが、その3年の間に、エアサイクル産業副社長の若林さんが亡くなり、エアサイクル産業からエアサイクルハウジングに引き継がれ、会社も随分変わりました。
私は、周りの方々に本当に恵まれ、この春から自分の今の生活に合う形で、仕事に復帰することになりました。家族が病に倒れたり、子供が高い熱を出したりすることも多く、「また私は仕事ができるだろうか、復帰できるだろうか。」と一歩踏み出せないでいた背中を周りの方々に温かくそっと押してもらいました。これから、皆さんに背中を押してもらい踏み出した一歩を大切にして二歩三歩とゆっくりですが歩いていきたいと思います。

2010年3月9日火曜日

門出


一年通ったプレ幼稚園も3月でみんな卒園、4月からそれぞれ新しい幼稚園に通うことになります。
「ぼく、プレ幼稚園たくさん行ったけど、まだ行きたかったのに」という息子と同じく
私もプレ幼稚園は思い出が一杯で、卒園が残念な気持ちです。
そして4月から新しい幼稚園へ通うことになった子供の成長がうれしい気持ちと、恥かしがり屋の息子が新しい環境で馴染めるかな?と思ったり、何だか落ち着かない日々を過ごしています。

プレ幼稚園の卒園式は、子供達の歌や、タンバリンやトライアングル、太鼓などの楽器演奏、牧師さんから子供達へのお話など穏やかな心温まる式でした。
先生方に感謝の気持ちなどいろいろとお話したい気持ちでしたが、子供たちの様子を見ていると胸が一杯で言葉にならなくていました。
最後に、園長先生から
「ここは、お母さん方にとっても心のふるさとです。何か困ったことがあったらいつでもいらしてくださいね。」
とおっしゃっていただきました。私は、緊張していた気持が楽になり、自分でも少し驚くぐらいホっとしました。そしてしみじみ思ったのは、この一年間、先生方に支えられていたんだなと改めて感謝しました。

プレ幼稚園卒園・幼稚園入園と子供にとって大きな門出になります。
新米ママにとっても門出かもしれないなぁと思いました。


写真はプレ幼稚園卒園式で息子の大好きな先生と。
夜、ベットに入ると
「ママ、せんせいも、もう寝てるかな?」
と言って寝ていました。

2009年12月11日金曜日

お節介



プレ幼稚園の先生によると、子供は3歳になると身の回りのことは、殆ど自分で出来るそうです。
自分でしたいことが出来ないと悔しくて泣き叫んでいますが、
ご機嫌をとるようなことはしないで、何かお手伝いすることがあればしますよという態度でいれば、
子供は自分で乗り越えていくそうです。
子供の能力を信頼して出来るだけ手を出さないように、見守るようにしたいと思うのですが
つい先回りしてあれこれお節介をしてしまうころもあり反省の日々です。


2009年10月29日木曜日

3歳



つい先日、産まれたような気もしますが、子供もとうとう3歳になりました。
あのフニャフニャ泣いていた小さな赤ん坊が、
いつのまにかウルトラマンのマネをしだし、
プレ幼稚園では好きな女の子と手をつないでデレデレしている様子を見ると、
可笑しいなぁと思いながらなんだか不思議な気もします、
あの小さな赤ちゃんはどこにいったのだろうと。


夕方、私がバタバタと洗濯物を取り込んでいると
「ママ、見て!夕焼けの空、あの夕焼けを描くから、絵の具出して!!」
子供は、颯爽とみかん色の絵の具で、夕焼けの空をかなり大胆な筆使いで
バッサ、バッサと描いてました。
途中から道具箱を絵の具で塗り始めドロドロにして私に怒られましたが(笑)
子供に教えられることが増えてきて、その都度、どきっとします。
「そうだよね、今日は夕焼けきれいだったんだね」

子供の成長に、私が後から着いていくような気がします。

2009年9月22日火曜日

海へ山へ




過ごしやすい日が多くなり、子供と忙しく海へ山へ遊びに出掛けています。
夏休みも終わり、海水浴場は防波堤に釣り客がまばらにいるぐらいで、広い砂浜で子供は自由気ままにのんびり思い切り遊んでいました。子供は、はだしが大好きですよね、我が息子も海を見ると同時に靴を脱いでいました。さらさらした砂に足を埋めたり、足の裏でも?!海辺を楽しんでいました。
イタリアの幼児教育者(マリア・モンテッソリー)が「すべての生物は幼少期に、一定のことに対して感受性が特に敏感になる短い期間があり、人間の幼少期にもある」と言っていますが、確かに納得します。子供は感覚がとても敏感ですよね、硬いとか柔らかいとか、匂いとか。
そういえばPAC住宅見学会でも、無垢の床材の良さを大人より敏感に感じ取っていたように感じます。そして自然素材の気持ちよさや広々した空間に、もう子供達はじっとしていられなくなり走り回りたい気持一杯になって、親御さんや、スタッフがヒヤヒヤして見守っていたこともありました(笑)。
子供は、自分の周りの環境に関して、驚くほど敏感ですね、そしてどんどん順応していきます。そしてその感覚は身体の奥深く記憶されているようにと思います。

私は設計聞き取り時、建主さんが子供の頃どんな家に住んでいたのか聞くようにしています。
そして無意識のうちに子供の頃の体験が大人になって「どんな家に住みたいか」ということに影響を持っていることが多いいなぁと感じています。


2009年8月4日火曜日

サマーブック




子供は、4月から教会(カトリック)主催の未就園児プレ幼稚園に週3日通っています。先生やお友達と沢山遊べるので登園が楽しみで土日も行きたいよ~と言っているほどです。でも、とうとう長い長~い夏休みに入りました。今までプレ幼稚園で発散していた息子の何でも興味津々な気持や、とにかく遊びたいエネルギーを発散させるべく、親子で夏休みをてんやわんやで過ごしています。有難いことに、長い夏休みでもプレ幼稚園と子供達の気持がつながっているようにと、先生達が一人一人にすべて手作りの「サマーブック」をプレゼントしてくれました、とても素敵な冊子で、この夏の宝物になりそうです。
「サマーブック」の中は、歌や、お話、手遊び、絵合わせ遊び、貼り絵があったり、毎日張るお印カード、母親のためのページもあり、夏休み生活記録など盛りだくさんです。特に、狼と7匹の子羊のお話の貼り絵はとてもよく出来ていて、子羊達が家の中にかくれたりできるようになっています。すでに狼のしっぽがとれてしまうぐらい酷使して遊んでいます。すべて手作りで本当に良くできていて本を開くたびに、毎回感心して先生方に感謝してしまいます。
特記すべきは、この「サマーブック」最初のページは、実は母親のためのページなのです。
小さな怪獣になっている子供と、毎日お祭りのような日々を過ごしていると、私などは頭の中もてんやわんやになってきますが、まだまだ小さいけれど溢れるエネルギー一杯の子供が、楽しい夏休みを過ごすには、まず母親の心持も大切なのですよということを伝えているのだなぁと思いました。

その母親のページには下の言葉が綴られています。

~母の祈り~
もっと優しい私にしてください。
子供のいうことを聴いてやり
心の疑問に親切に答え
子供をよく理解する私にしてください。
理由なく子供の心を
傷つけることのないようにお助けください。
子供の失敗を笑ったりせず
小さい間違いには目を閉じて、良いところを見せて下さい。
良いところをこころから誉めてやり、伸ばしてやることが出来ますように。
大人の判断や習慣で子供を縛ることがないように、子供が自分で判断し、
自分で正しく行動していけますように導く知恵をお与え下さい。
感情的に叱るのではなく、正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望は出来るだけかなえてやり、ためにならないことは
やめさせることが出来ますように。
どうか意地悪な気持を取り去って下さい。
私が間違ったときには、きちんと謝る勇気を与えて下さい。
いつも穏やかな広い心をお与え下さい。
子供と一緒に成長させて下さい。
子供も私も生かされ愛されていることを知り、
他の人々の祝福となることができますように。
                  ~2009サマーブックより~


子供が寝付いた後、「サマーブック」の、この眩しいぐらいの言葉を読みながら、
一日を振り返り反省の日々ですが、自然と頭の中が整理されていきます。
語り継がれてきた言葉の力なのでしょうか?
言葉に導かれるというのはこういううことかもしれないなぁと思いました。

2009年7月7日火曜日

川遊び



岐阜の木曽川沿いにある河川公園で、川遊びをしてきました。
船頭さんが漕ぐ木船に緊張して乗ったり、小さな子供でも水遊びできる「じゃぶじゃぶの川原」で親子で大騒ぎして遊びました。河川公園の川はもちろん自然の川ではないけれど、ヘビが泳いでいたり、川魚、サワガニ、亀にザリガニ等いろいろな生き物が住みついて、私は子供の頃小さな川や池でバケツ一杯ザリガニやサワガニを採っていたのを懐かしく思い出したりしました。

川遊びはいつになっても楽しいものですね、生き物を探したり、川底の石を拾ったり、子供が遊ぶのに滑り台やブランコ、特別な遊具なんていらないんだなぁと思いました。
川辺に座っているだけでも十分、涼しい風や水音を聞いてすっかり忘れていた川遊びの楽しさを思い出しました。

都市、街中でも、日々の生活の中で、川の楽しみを感じられたらどんなにいいだろうと思います。
大阪は、市街地を流れる汚れた河川の再生をし、水の都市としての取り組みを考えはじめているようですし、
子供はもちろん大人も身近に川の楽しみを感じられる街が増えていくといいなと思います。

2009年6月12日金曜日

小さな収穫



6月になり、緑が一日一日また濃く感じられるようになりましたね、我が家の小さな庭も一段と緑濃くなりました。

小さな庭ですが、ハーブなどの草花やイチゴを植えています。
イチゴはワイルドベリーという品種で2センチぐらいの小さな実をつけます。
実は観賞用に植えたのですが、5月頃から、実がつくようになり、子供は大喜びで、毎朝イチゴが赤くなっていないかを見回りをして、赤いイチゴを見つけると大騒ぎ。「これね、すっぱいの。」と言いながら、うれしそうに自分で洗って食べてます。

イチゴを食べて一段落すると、まだまだ青くて固いミニトマトの数や、5センチ程のきゅうりの成長具合を見て、早く採りたくてモジモジしながら「もういいかい~もういいかい~」と声かえしてますが、、、私の一喝「まだだよ~!」にあきらめて、庭の四方八方、ダンゴ虫を探しはじめワーワー言いながら捕まえては大事に自前のダンゴ虫容器に入れてます。

自分で育てて収穫して食べるって小さな子供でもすごく楽しいみたいです。

2009年5月14日木曜日

歌遊び


小さな子供達は、音楽が大好きです。誰かが教えなくても音楽に合わせてリズムをとり、手を叩いたり、足をばたばたさせたり、身体が自分の思うように動くようになると身体全体でリズムをとって歌ったり踊ったりしています。
そんな様子を見ていると、人は産まれながら音楽を楽しみ、心地よく感じるものなのだなぁと改めて思います。我が家の子供も、歌、音遊びが大好きです。音楽に合わせて太鼓を叩いたりマラカスを振り回したりしながら歌って踊っています。電子音のおもちゃはゲームセンターにいるようで大人も疲れますが、素朴な木の楽器はたのしい音で遊べます。写真は子供の音遊びの七つ道具楽器です。

私も子供と過ごすことになって歌を歌うことが日常になりました。一緒に手遊び歌で遊んだり、散歩に出た途中で歩きたくないと立ち止まってしまった子供に、歌ってまた歩く気持ちを復活させたり、外から帰ったら手洗いの歌を歌いながら手を洗い、眠れない夜は子守唄を歌って寝ることなどなど。そしてどんな歌かと言えば、自分が小さな子供の頃に歌った歌が殆どです。私も子供時間に合わせた生活をしているので、ゆったりした素朴な歌が自然に楽しめます。

私は、いいなぁと思う建物を見たり見学すると、何となく音楽を聴いている時のような感覚になります。具体的にどんな曲かと聞かれると言葉に出来ないのですが、一つ一つの建物によって違う、それぞれが持つ音楽のように感じています。建物は、一定の尺度があり、その上に柱が配置されて壁になったり大きな空間になったりしながら大小の空間のボリュームを造っていきますが、建物を体験することで、変化しながら流れ続けていく楽曲みたいなものを感じているのかもしれませんね。

先ほどの“子供は産まれながらに音楽を楽しみ心地よく感じるものを持っている”とさせてもらうなら、それは産まれた時代や育っていく場所によってプラス“好み”も育っていくような気がします。そして何となく、大人は無意識にそれぞれ心地よく感じる音楽と心地よく感じる建物に共通する感覚を持っているような気がしますが、皆さんはどう思われますか?私も詳細についてはただいま調査中です(笑)。

2009年4月18日土曜日

子供のための椅子

子供が1歳になったころ、はじめての椅子を買いました。

自分が子供の頃は、たしかカエルのニコニコ顔が背についた赤いパイプ椅子を両親に買ってもらい、子供ながらに、自分の椅子に愛着を感じてボロボロになるまで使っていた記憶があります。そんなことを思い出しながら、子供が小さいときから愛着を持てるはじめての家具って、やっぱり椅子だなぁと思いました。そう思うと、なにかとても大切なものを買う気持になり、背筋を伸ばしてどんな椅子がいいのかといろいろ思い描きました。やっぱり無垢の木の椅子っに座って育ってほしいなぁ、座り心地よくて落ち着く椅子がいい、でもあまりに高額な椅子は買えないしというわけで、身の丈に合う愛着の持てる椅子を探し始めました。
 あちこちお店を見て「う~ん、う~ん・・・」うなりながら、結局、戸山家具・ノックオンウッドさんで、何年か前に見かけた木の椅子「じゅないす」に決めました。デザインも変わっていないし、材種まで選べました。 久々にお店に電話させてもらい戸山さんにワクワクしながら椅子をお願いしました。戸山さんは、びっくりする早さではるばる名古屋まで椅子を送ってくれました、ホントに有難いです。 届いた椅子に、早速、子供は座ったり下りたりを繰り返し、そして親子で喜びの歓声を上げました。


 あれから1年半ほどが過ぎましたが、子供と椅子の相性もよく、私もやはり無垢の心地よさを感じます。デザインもシンプルで丸みがあり優しく、座面が大きめで安定感があり、大人が座っても窮屈ではなく永く付き合えそうです、そして激しい子供の手垢にも耐えています。なんとなく「あの子は、無口だけど、タフでホントはあったかいんだよね。」な椅子でした。

 子供が、毎日座らないことはない椅子になりました、自分でおやつをせっせと膳台に運び、椅子に座って「これ、おいしいねぇ」といいながら食べたり、絵本を見たり、絵を書いたり、椅子の上に登って私に怒られたりしてます。
 このはじめての椅子を愛着を持って大切にしていってほしいと思います。


リンク:PACの仲間たち 戸山家具製作所

2009年4月14日火曜日

巣箱

我が家に、ひょっこり男の子が産まれて早いものでもう2歳半になりました。現在は、家族3人で主人の転勤先の名古屋に引越し、私は育児休暇中でいます。
はじめての育児生活は、子供の体内時計に合わせながら、1歩進んで5歩下がるみたいな時間を過ごしています。今まで足を止めることなく過ぎていたことも、じーっと立ち止まったり、またその反対もありますが、今の生活から気がついたことや出来事をこれからちょっとお話させてください。

今回ブログの名前を「巣箱」にしました。
はじめての育児奮闘中の生活からお話させていただくこと、
そしてPACの家で育っていく子供達がみんな元気に巣立っていくように願いをこめました。