2009年4月18日土曜日

子供のための椅子

子供が1歳になったころ、はじめての椅子を買いました。

自分が子供の頃は、たしかカエルのニコニコ顔が背についた赤いパイプ椅子を両親に買ってもらい、子供ながらに、自分の椅子に愛着を感じてボロボロになるまで使っていた記憶があります。そんなことを思い出しながら、子供が小さいときから愛着を持てるはじめての家具って、やっぱり椅子だなぁと思いました。そう思うと、なにかとても大切なものを買う気持になり、背筋を伸ばしてどんな椅子がいいのかといろいろ思い描きました。やっぱり無垢の木の椅子っに座って育ってほしいなぁ、座り心地よくて落ち着く椅子がいい、でもあまりに高額な椅子は買えないしというわけで、身の丈に合う愛着の持てる椅子を探し始めました。
 あちこちお店を見て「う~ん、う~ん・・・」うなりながら、結局、戸山家具・ノックオンウッドさんで、何年か前に見かけた木の椅子「じゅないす」に決めました。デザインも変わっていないし、材種まで選べました。 久々にお店に電話させてもらい戸山さんにワクワクしながら椅子をお願いしました。戸山さんは、びっくりする早さではるばる名古屋まで椅子を送ってくれました、ホントに有難いです。 届いた椅子に、早速、子供は座ったり下りたりを繰り返し、そして親子で喜びの歓声を上げました。


 あれから1年半ほどが過ぎましたが、子供と椅子の相性もよく、私もやはり無垢の心地よさを感じます。デザインもシンプルで丸みがあり優しく、座面が大きめで安定感があり、大人が座っても窮屈ではなく永く付き合えそうです、そして激しい子供の手垢にも耐えています。なんとなく「あの子は、無口だけど、タフでホントはあったかいんだよね。」な椅子でした。

 子供が、毎日座らないことはない椅子になりました、自分でおやつをせっせと膳台に運び、椅子に座って「これ、おいしいねぇ」といいながら食べたり、絵本を見たり、絵を書いたり、椅子の上に登って私に怒られたりしてます。
 このはじめての椅子を愛着を持って大切にしていってほしいと思います。


リンク:PACの仲間たち 戸山家具製作所

2009年4月14日火曜日

巣箱

我が家に、ひょっこり男の子が産まれて早いものでもう2歳半になりました。現在は、家族3人で主人の転勤先の名古屋に引越し、私は育児休暇中でいます。
はじめての育児生活は、子供の体内時計に合わせながら、1歩進んで5歩下がるみたいな時間を過ごしています。今まで足を止めることなく過ぎていたことも、じーっと立ち止まったり、またその反対もありますが、今の生活から気がついたことや出来事をこれからちょっとお話させてください。

今回ブログの名前を「巣箱」にしました。
はじめての育児奮闘中の生活からお話させていただくこと、
そしてPACの家で育っていく子供達がみんな元気に巣立っていくように願いをこめました。