2010年6月2日水曜日

幼稚園かばん


毎日、幼稚園から帰ってくると通園かばんの中からいろいろなものが出てきます。
大きさや色の違ういろいろな葉っぱであったり、どんぐり、石、小枝、蟻、ダンゴ虫、
カタツムリ、お花などなど。
かばんの半分ぐらいが葉っぱで一杯のときもありました。
幼稚園の庭で木や草花から葉っぱやお花を採ったり、小さな虫を捕まえているのです。
捕まえてきた虫を私に見せてくれ、どうやって捕まえたのか一生懸命話してくれたり、
昆虫図鑑で比べてみたり探したりするのが楽しみのようです。
でもダンゴ虫や蟻などは死んでしまうことも多くて、やはり虫達に申し訳ないような
気持ちもありました、そんな時、園では尊い命をもらいながら遊ばせてもらうこととして子供達を見守っていると先生がお話してくださいました。
そして、
「初めての集団生活が始まったり、年中・年長さんは新しいクラスになったりして、
教室の密度に疲れた子供達が、園庭で木や花や小さな虫達と触れ合うことで
気持ちを落ち着かせているようですよ。」
と、お話してくれました。
子供達をのびのび温かく見守っていただいている先生方にも感謝しながら、
木や花や小さな虫達にも感謝しました。

子供が捕まえてきたカタツムリは我が家の小さな庭に住み込んでいるようで、
雨が降ると何処からともなく出てきます。
先生のお話を聞いてから、
カタツムリに「今日も幼稚園がんばれよ」と言われているような気持ちがします。

2010年6月1日火曜日

一緒に一歩


4月から幼稚園が始まって、2ヶ月経ちました。私の心配をよそに、息子は幼稚園生活を笑ったり照れたり泣いたり悔しがったりしながら、自分なりに折り合いを付け楽しんでいるようです。
入園2日目の帰り道、「ママ、今日ね、お友達とお茶会したの、たのしかった!!」と言って笑ったその顔を見て、どんなにホっとしたことか、忘れられない瞬間でした。それから、あっという間の2ヶ月でしたが、家庭訪問や遠足、ありがとうの日(大切な人と登園する日)、どろんこ遊びの日など楽しいイベントもあり、私も参加しながら幼稚園に少しずつ慣れていくように思います。

昨年秋に3年の育児休暇も終わりました。初めての育児に3年という月日は本当にあっという間のことでしたが、その3年の間に、エアサイクル産業副社長の若林さんが亡くなり、エアサイクル産業からエアサイクルハウジングに引き継がれ、会社も随分変わりました。
私は、周りの方々に本当に恵まれ、この春から自分の今の生活に合う形で、仕事に復帰することになりました。家族が病に倒れたり、子供が高い熱を出したりすることも多く、「また私は仕事ができるだろうか、復帰できるだろうか。」と一歩踏み出せないでいた背中を周りの方々に温かくそっと押してもらいました。これから、皆さんに背中を押してもらい踏み出した一歩を大切にして二歩三歩とゆっくりですが歩いていきたいと思います。

2010年3月9日火曜日

門出


一年通ったプレ幼稚園も3月でみんな卒園、4月からそれぞれ新しい幼稚園に通うことになります。
「ぼく、プレ幼稚園たくさん行ったけど、まだ行きたかったのに」という息子と同じく
私もプレ幼稚園は思い出が一杯で、卒園が残念な気持ちです。
そして4月から新しい幼稚園へ通うことになった子供の成長がうれしい気持ちと、恥かしがり屋の息子が新しい環境で馴染めるかな?と思ったり、何だか落ち着かない日々を過ごしています。

プレ幼稚園の卒園式は、子供達の歌や、タンバリンやトライアングル、太鼓などの楽器演奏、牧師さんから子供達へのお話など穏やかな心温まる式でした。
先生方に感謝の気持ちなどいろいろとお話したい気持ちでしたが、子供たちの様子を見ていると胸が一杯で言葉にならなくていました。
最後に、園長先生から
「ここは、お母さん方にとっても心のふるさとです。何か困ったことがあったらいつでもいらしてくださいね。」
とおっしゃっていただきました。私は、緊張していた気持が楽になり、自分でも少し驚くぐらいホっとしました。そしてしみじみ思ったのは、この一年間、先生方に支えられていたんだなと改めて感謝しました。

プレ幼稚園卒園・幼稚園入園と子供にとって大きな門出になります。
新米ママにとっても門出かもしれないなぁと思いました。


写真はプレ幼稚園卒園式で息子の大好きな先生と。
夜、ベットに入ると
「ママ、せんせいも、もう寝てるかな?」
と言って寝ていました。