2009年9月22日火曜日

海へ山へ




過ごしやすい日が多くなり、子供と忙しく海へ山へ遊びに出掛けています。
夏休みも終わり、海水浴場は防波堤に釣り客がまばらにいるぐらいで、広い砂浜で子供は自由気ままにのんびり思い切り遊んでいました。子供は、はだしが大好きですよね、我が息子も海を見ると同時に靴を脱いでいました。さらさらした砂に足を埋めたり、足の裏でも?!海辺を楽しんでいました。
イタリアの幼児教育者(マリア・モンテッソリー)が「すべての生物は幼少期に、一定のことに対して感受性が特に敏感になる短い期間があり、人間の幼少期にもある」と言っていますが、確かに納得します。子供は感覚がとても敏感ですよね、硬いとか柔らかいとか、匂いとか。
そういえばPAC住宅見学会でも、無垢の床材の良さを大人より敏感に感じ取っていたように感じます。そして自然素材の気持ちよさや広々した空間に、もう子供達はじっとしていられなくなり走り回りたい気持一杯になって、親御さんや、スタッフがヒヤヒヤして見守っていたこともありました(笑)。
子供は、自分の周りの環境に関して、驚くほど敏感ですね、そしてどんどん順応していきます。そしてその感覚は身体の奥深く記憶されているようにと思います。

私は設計聞き取り時、建主さんが子供の頃どんな家に住んでいたのか聞くようにしています。
そして無意識のうちに子供の頃の体験が大人になって「どんな家に住みたいか」ということに影響を持っていることが多いいなぁと感じています。