2013年6月12日水曜日

嵐の夜に

 長くお休みしていましたブログをまたはじめます。
 この2年の間に、設計担当した大阪・池田の家、名古屋の家が完成しました。お施主さんの家作りへの思いを、たくさんの職人さん達と一緒に形にした家は、木のやさしさが感じられる暮らしやすい家になりました。
   そして、今春、池田の家は、入居一年になりました。お電話したところ、「元気に快適に暮らしています、PACの効果出ていると思います!あと、木をたくさん使った家は贅沢だなと思いながら暮らしています。家に遊びに来た友達にもほめられてますよ!」とうれしい報告をいただきました。来月アフター兼ねてサポート協力工務店さんとお邪魔することになっています、どんな暮らしをされているのかまた報告させてください、私もとても楽しみにしています。

 家づくりのお手伝いをしながら育児に奮闘していた時、子供の椅子を送ってくれたノックオンウッドの戸山さんが「子供と過ごした嵐のような日々が、今思えば一番いい時間だったなと思うよ。(笑)」とアドバイスくれた言葉をよく思い出していました。
 息子もこの春に小学生になり、ランドセルをしょって学校に通っています。朝、後姿を見送ると、大きなランドセルから頭と手足しか見えないような感じで、細い足をフル回転させながらせっせと歩いていきます。毎日、笑ったり、泣いたり、時々ちょっと考えてみたりしながら、目の前の面白いことを見つけてきては一心に遊んでいます。本当に今を生きてるという感じです、そんな様子を見ていると、大人になって一歩踏み出す勇気を絞り出している自分も、もっと気軽にチャレンジしてみていいんじゃないかなと教えられたりします。

 毎日、小さな人と暮らしながら、もうすこし嵐のような日々が続いてほしいなとも思います。
 



我が家の小さな庭